神戸です。
みなさま、夏休みはとられましたでしょうか?
当社では7~9月の間に夏休みと称して特別休暇を取ることができます。常駐先のプロジェクトや現場によっては、そこに有給休暇を加えて1週間前後の長期休暇にすることもできますし、小分けにして3ヶ月の間にちょいちょい取ることもできますので、各自自由に利用しています。
もちろん役員のワタシにはそんなものはありませんが、人並みに夏休み気分を味わいたく、お盆の翌週の土日に月曜を加えて3連休にし、いつものように山に行ってきました。
いつかは歩きたいと思っていた北アルプス最深部。「裏銀座」とか「最後の秘境」とか言われるコースをテント泊装備で2泊3日、トータル約50キロを歩き通し、5キロ体重を落としてきました。
想像通り、今までで一番ハードな山行となり、アクシデントも多発。そして予想以上に美しい景観が、厳しい自然と共に迎えてくれました。こういう時間を過ごしてしまうといつも以上に、つい物事を哲学的に考えてしまう。
少しだけお話すると、このような休暇の過ごし方はまるで苦行のように見えますし、普段の生活にある便利さや快適さの真逆をいきます。3日間歩き通すためにできるだけ荷物を減らし、本当に必要なものだけを考え抜いて準備する。そうして少しでも先へ、ぼろぼろになって歩いた先に見える素晴らしい世界がある。
「足るを知る」
いつもの日常がありがたく感じる。そうしてもうたくさんだ、早く帰りたい、と帰路につく。