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梅雨と退職代行サービスの憂鬱

神戸です。

梅雨になるので困ります。一年で一番悩ましい季節ですね。好きな山行のスケジュールも組みづらく一喜一憂しながら天気予報をにらみつつ、唯一のチャンス!とばかりにとある金曜日を休んで白馬岳に1泊してきました。

まだ雪渓が多いのですが、雪山装備がめんどうなのでアイゼンなしで。大雪渓を通らなければ大丈夫と栂池ルートから登りましたが、それでもツボ足ではそこそこの恐怖でした。。。山荘で、大雪渓から上がってきた人たちから話を聞くと、何人もが滑り落ちていたよとのこと。実は私が下山した数日後に、40代の男性が大雪渓で滑落死したことをニュースで知り胸を痛めていたのですが、後日、その方が当社の社員の知人だったと聞き言葉に詰まりました。ご冥福をお祈りします。

最近「静かに退職する若者たち」という本を読みました。今の若者(Z世代)との接し方は大変なんだなあと驚きながらも、腑に落ちる点が多くありました。最近流行り(?)の「退職代行サービス」。数年前は「そんなことにお金を出す若者がいるんだ!」と知人の会社での事例を大笑いして聞いていましたが、実は昨年当社でも発生。その時は正直死ぬほどびっくりしてしまいました。

第三者にお金を払って仲介してもらうなんて、いわゆるブラックな環境で、なかなか退職をさせてもらえないような場合に限ったことかと思いきや、違いました。むしろ逆でした。「良くしてもらったから辞めると言うのが申し訳ないので」だったのです。

本書はそんな内容ではありませんが、そこに至る若者の心理への理解や、ゲームのようなフィードバックが効果的であること(ゲーミフィケーション)など、面白い内容でした。

50代のワタシもまだまだ頭を柔らかくしておかないと。。。

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