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さておき。

先日、どうしても雪が見たくなり、親愛なる川端の「雪国」で有名な越後湯沢まで行ってきました。群馬との国境であるトンネルを抜けるとはたして、本当に雪国でした。川端が執筆したという宿に着くと、窓からは白と黒だけの水墨画の世界でした。スキーシーズン直前で人もまばらな温泉街はどんよりとした雪雲に覆われ、「シン」という音が聞こえるような気がしました。スキーをしていたころの30年前以来なので、駅ナカが観光客向けに洒落た物産市場と化しており驚きました。中でも117銘柄の地酒を試飲できる利き酒コーナーは大変気に入って、到着時と帰る時の2回通いました。500円でコインが5個ゲットでき、1コインで1種類試飲できます。また、全国各地の個性ある塩が何種類もあり、舐めながら利き酒が楽しめます。

またまたさておき。

先日、社員から宮崎高鍋の焼酎「百年の孤独」をいただきました。このお酒には少なからず縁があり、もう何本目になるでしょう。カミさんの実家が宮崎なので時々いただいています。芋派の僕にはこの麦焼酎は焼酎というよりプレミアウイスキーのようなカテゴリーで、普段酒よりも何か良いときに引っ張り出してロックでチビリとやっています。自宅にまだあるので、これは事務所に置いて、仕事で何か良かったときにいただくことにします。

百年の孤独というとガルシア・マルケスの有名な小説が思い出されます。実はこの本、20代のときにトライして未だに完読できておらず、今でも時々手にして読み始めるのですが必ず心地よい眠気を誘ってくるのです。そしてお洒落なボトルのラベルには大好きなジャズサックスプレイヤー、エリック・ドルフィーの言葉が記載されています。

“When you hear music , after it’s over , it’s gone in the air. You can never capture it again.”

38歳で夭折する4週間前に録音されたアルバムに、彼の肉声が収録されています。

と、ここまで書いて思い出しました。今から10年前に同じようなブログを書いていたことを。その時僕はドルフィーが亡くなった年齢と同じ38歳で、キャリアコンサルをしていました。転職のお世話をした人材からお礼にと「百年の孤独」をいただいたのでした。僕はドルフィーが残した偉大な作品や芸術の数々に比べ、まだ何も残していないなあって。そんなことを書いていた気がします。今はどうだろう?

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