神戸です。
月に1度、週末にテントを背負って山にこもっています。
今月は、まだ雪がたくさん残る立山三山と奥大日を歩いてきました。見事なゼブラがたくさん撮れましたのでアップしておきます。
さておき。
山のテント場の多くは電波が入りにくいです。今回もほぼ不通だったので、酒を飲むか考え事をしているかとなります。そこでめずらしく「仕事」と「ビジネス」の違いについてあれこれと考えてみました。
その、あまり役に立たない考えを述べる前に、ネットが繋がる環境に戻ってからchatGPTに聞いた答えを、以下に記載しておきます。
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仕事(Job):
仕事は一般的に、雇用主(会社や組織)によって雇われ、定期的に給与を受け取る活動を指します。具体的な仕事内容は雇用主によって定められ、通常、特定の職種や職務に従事します。仕事において、従業員は自身のスキルや知識を活かし、雇用主の目標や業務に寄与します。また、仕事には一般的に安定した給与や福利厚生が提供される場合があります。
ビジネス(Business):
ビジネスは、商品やサービスを提供し、利益を追求する組織的な活動を指します。ビジネスには、起業家、経営者、従業員など、複数の関係者が関与することが一般的です。ビジネスでは、市場や顧客のニーズを理解し、製品やサービスを提供して収益を上げることが目標とされます。ビジネスは利益を追求する側面が強く、競争が激しい場合があります。
主な違い:
雇用関係の有無: 仕事は雇用主との雇用関係があり、給与を受け取りますが、ビジネスは独立した組織や企業によって利益追求の目的で行われる活動です。
目的: 仕事は一般的に安定した収入を得ることが主な目的ですが、ビジネスは利益を追求し、経済的に成功することが主な目標です。
リスクと報酬: 仕事ではリスクは主に雇用主にありますが、ビジネスは自己責任で運営されるため、リスクが高くなりますが、成功すれば高い報酬も期待できます。
自己裁量性: 仕事は通常、雇用主が業務内容を決定するため、自己裁量性が制限されることがありますが、ビジネスでは経営者が自らの意思で企画や戦略を立てることができます。
これらの違いにより、仕事とビジネスは異なる性質と特性を持ちます。仕事は安定した収入と安全性を提供する一方で、ビジネスはリスクと報酬のバランスが求められる挑戦的な活動となります。
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すごいですね。数秒でこのような堅苦しい解説が出てきました。そりゃそうなんだけどさ、言いたいことはちょっと違うんだよなあ。ホリ◯モンみたいに「搾取する側、される側」という考えも一理はあるけれども。もっと、こう。。
僕はさほど仕事をすることが好きではありません。なので好きなことを仕事にしようと思ったことはないし、むしろ苦手、自分に向いてないと思うことを仕事にしてきました。振り返ってみると、そうすることで様々な発見があり、想像できなかった経験から自分のキャパシティの幅が広がりました。
もちろん仕事は飯を食うためにやらねばならないことであり、正味、辛いことや大変なことばかりで、真面目にやればやるほど憂鬱なものです。なにせ、仕方のないことと書いて「仕事」です。嫌なことだからこそ、いかに楽しくやれるか、楽しめるか。そう取り組んできました。
たまたまビジネスもすることになりました。脱サラしてフリーになり、拘束されない働き方になりましたが、安定した給与はなく、自分が生み出した結果を喜んでもらう相手がいてはじめて、報酬が支払われます。そしてさらに、会社を作って働いてもらう社員が増えることで、自分の働き以外から収益が生まれる仕組み(ビジネス)ができてきました。
そこで思いました。「ビジネス」より「仕事」のほうが、なんだか、温度が高いよな、と。
『仕事が楽しければ人生は楽園(いいもの)だ。仕事が義務なら人生は地獄(人は奴隷)だ』
マキシム・ゴーリキー「どん底」より