神戸です。
先週の中国戦からまさに怒涛の勢いで勝ち上がり、イアリアとの準々決勝を見事に突破してアメリカ行きのチケットを手に入れました。ここまでたった1週間。すごい盛り上がりですね。またまたニワカ代表の私も、普段見ないTVを前に観戦していますが、野球中継を見慣れない私には1試合がとても長い・・・。昨夜は最後まで観戦しましたが、それまでの試合は日本が勝つとわかると途中で放棄。
スター揃いの侍ジャパンですが、特にペッパーミル・パフォーマンスがブームみたいですね。見ていて思わず笑顔になる風景ですが、数年ぶりにひどい花粉症に悩まされている私にとっては、顔中に胡椒をふりかけられているような気分の毎日ですので見ていてちょっとむず痒い。今年は過去10年で最多の飛散量ということですから仕方ないと久しぶりに耳鼻科へ行くと、平成30年以来ですねと言われ5年ぶりだと気づく。
5年前は漢方を処方していますが今回どうしますかと問われ、5年も経っているのだから随分良い薬ができているでしょう。夜飲むだけで済む最新の薬をくださいと処方してもらったルパフィンを飲むとめちゃくちゃ眠い。倦怠感から頭痛までしてきて副作用がすごく、これなら花粉症のほうがマシだと飲むのをやめました。そういえば5年前も眠くなるから漢方(小青竜湯)に変えたんだっけ。
さておき。
「ブルージャイアント」というアニメ映画がヒットしています。これは映画にもなった山岳救助の漫画「岳」を書いた漫画家の作品で、ジャズをテーマに書かれている。連載が始まった時に山の次はジャズか、と万人受けしないマニアックなテーマ選定に驚いたし、なにより「音」が聞こえてこない漫画でジャズを取り上げる無謀さに興味を持ち、最初のシリーズを読んだことがあります。主人公の青年が聞いている往年のジャズ・ジャイアントの名曲や、練習しているコード、スケールなどは、ジャズが好きでサックスを練習している私にとってはおもしろく読めたが、これはジャズ興味ない人には無理では?と思ったものでした。
その漫画が映画化されると聞いて「無茶だ」と思ったのもつかの間、ジャズを聞かない人が映画館に行って感動したり、面白がっているのです。まさか?と私のジャズサックスの先生に言うと「私も映画館で泣きました」と感動していました。映画を見ていない私にはわかりませんが、ジャズに興味がない人も、ジャズを仕事にしている人にも大好評のようで大変驚きました。
一体どういうことか?また、ジャズ好きと山好きには共通点があること、ジャズの理論は人生や仕事に通じることがあることなどなど、次回に述べてみたいと思います。