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神々の遊ぶ庭

神戸です。

北海道の大雪山・旭岳に登ってきました。ロープウェイを降りると360℃の大雪原が広がり、スノーシューとアイゼンを利用して真っ白にそびえ立つ旭岳へ。日頃の行いなのか、信じられないような快晴に恵まれ終始絶景に絶句。なんでもこの辺りはアイヌ語で「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と言うそうで、もじって「神戸の遊ぶ庭」にふさわしいなんて思ったりしてすみません。

ところで「神々の〇〇」ってよく聞きますよね。例えば、

神々の山嶺(いただき)・・・夢枕獏の登山小説。マンガや映画、アニメ映画にもなった。

神々の黄昏(たそがれ)・・・ワーグナーのオペラ。音楽、ワルキューレで有名なニーベルングの指環の4作目。なぜか毎年夏になるとDVDを引っ張り出して観ようとするが、必ず途中で寝てしまう。

神々の祝宴(しゅくえん)・・・イタリアの画家ベリーニの絵画。酒の神バッカスや、下半身が獣の、欲情の塊サテュロス(ナニが馬みたいな絵もある)、海の神ネプチューンなど濃い面々の飲み会が描かれている。

神々の微笑(びせう)・・・芥川竜之介の小説。キリシタンものの1作。後に遠藤周作の沈黙に引き継がれる(ついこの前やっと映画を見た。重かった)

などなど。いずれもねっとりと濃ゆい感じのものばかり(笑)。ウィキによると、神々 ( かみがみ ) とは、神性があり神聖であると考えられている、超自然的な存在である。だそうですので、少し前の言葉で「神ってる」わけですから仕方ない。

そういえば私の名字にも、恐れ多くも神という字が混じっている。神戸という名前に何か由来があるのかググってみたところ、

”生田の神を守る家、神戸(かんべ)が由来となって神戸という地名が生まれました。 生田は元々は活田であり、活き活きとした生命力溢れる場所という意味です。 近年はアスリートやアーティストの参拝も多く、神戸中心市街地に位置することから訪れる参拝客も多数です”

そうか!やはり兵庫県神戸市に少なからず縁があったのか。神戸って横浜みたいで好きな街なのですが、私が神戸に住むと、色々とややこしいだろうなあ…。なんてどうでもいいことをブツブツと。。。

美しく雄大な十勝連峰

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