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ガレージブランド

神戸です。

相変わらず休みの日は山の中を歩き回っています。

僕はなんでも形から入る方で、何か趣味を始めるとその道で一流、とまではいかずとも、結構こだわりを持ってしまいます。例えば今使っているアルトサックスは3本目で、1950年代に作られたビンテージものです。以前はマススピースも何本も揃えたり、リガチャーやリードも様々なメーカーのものを試しました。できるだけ自分が憧れる音やスタイルに近づきたいと。

山登りもしかり。まずはウェアはどこのブランドのものが機能的だけでなく美しいか。ギアやツールも徐々に軽くて人気なものをそろえつつあります。昨年、久しぶりに山に行きはじめたときに、10数年前には見なかったメジャーではないブランドのウェアやザックを見かけました。

国産で人気なモ●ベルをはじめ、昔からアルパインブランドとして有名な海外メーカーのものはもちろん、街でも見かけるオシャレな人気ブランドも多数見かけるのですが、それらが今まで暗黙の決まりとしてきた形やスタイルとは全く違うテイストのウェアやザックを毎回、どこの山でも見つけてしまうのです。

それは、まだできて十年ほどのメーカーで、ある夫婦が趣味のハイキングを通じて感じた「自分たちが欲しいもの」や「本当に必要なものを形にしたい」と作りはじめた、大量生産ではなくひとつひとつを自宅兼作業場(ガレージ)にて丁寧に手作りで提供しているものでした。

すでにそのメーカーは大人気であり、メジャーブランドでは飽き足らない熱量の非常に高いファンを持っています。ネット販売を中心にすぐに売り切れてしまい、いつも在庫切れという状態。最近はこのブランドを筆頭に、似たテイストの小規模なブランドも多数存在し、いずれも少数だが熱いファンが入荷待ち製品を狙っていることを知りました。どこも独自のコンセプトを持ち、無駄の削ぎ落とされた製品はユニークかつミニマルでおしゃれなものが多いです。

私もそれらをいくつか手に入れて愛用していますが、使い勝手はもちろんのこと、持っていることに満足感を感じる製品が多いと感じます。山を歩いていてそれらの昔は見なかったひとつのムーブメント(といっても良いのでは)を見ていると、会社もそうあるべきなんだろうなと思うのです。

そういえは、パタゴニアも創立時はそうでしたし、メガテック企業のアップルやHPなどもそうでしたね。

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