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ゴルディオスの結び目

神戸です。

めずらしく営業さんと一緒に山に行きました。紅葉真っ盛りの立山で気持ちよくテン泊ハイキングのはずが、数日前に突然降った雪のおかげでまさかの雪山ハイクに。装備不足で予定を大きく変更。まあ、山ですからそんなことも柔軟に楽しめないとですね。

さておき。

アドラーの本の中で「ゴルディオスの結び目」という話が出てきます。ゴルディオスの結び目とは簡単に言うと、だれも解決することができないと思われるような、難題のたとえです。昔の逸話でこういうのがあります。

誰にもほどけなかった伝説のゴルディオスの結び目。彼は結び目が固いと見るや否や短剣を取り出して結び目を一刀両断した。そしてアレクサンドロス大王は言った。
「運命は伝説によってもたらされるのではなく、自らの剣によって切り開くものだ。私は伝説の力など必要としない。自らの剣によって人生を切り開く。」

そんなバカな(笑)。無理難題やどうしようもないこと、ややこしいことをこのようにバサッと断ち切れたらそりゃ結構ですねと苦笑してしまいますが、このメタファーには「バカな」と切って捨てれない、なにか役に立ちそうなものがありそうです。

確かに、悩んでも仕方のないことや無理難題を誰かが切り離してくれたらそりゃ助かりますよね。しかし同時にこうも言っています。子供が靴ひもを結べなかったときに親が変わりにさっと結んでしまう。これは子供の課題を取り上げてしまっている。こうするとが繰り返された結果子供は何も学ばなくなり人生のタスクに立ち向かう勇気をくじかれてしまうことになる。困難に直面することを経験してこなかった子供はあらゆる困難を避けようとしてしまう子に育つと。

それもそうですね。成長できず永遠に向き合えなくなってしまう。ということは、誰かが、ではなくて自分で考えて、自分から手放すことが肝要みたいです。自分でやるべき行為を決めるのは、やはり自分だということですね。

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