神戸です。
もう12月ですね、一年は早い。今年の漢字はやはり「熊」でした。熊被害が多いこともありますが、4年間山ばかり行っていたので気が済んだと言うか、しばらくは登山ではなく、また普通に旅行にしようと今月は未訪の地、山口へ行ってきました。
実は47都道府県で山口県だけ行ったことがなかったのですよね。幕末などの歴史は好きですし、見どころ多いのになぜか未訪のまま残っていました。ということで、萩を含む山口のみどころや、小京都と言われる島根の津和野などを訪ねてきました。
中でも楽しみにしていた萩の城下町は良いところでした。自然の中に歴史と文化が息づく世界遺産。幕末の偉人たちゆかりの地。そして明治維新の原動力となった志士たちが学んだ松下村塾がある松陰神社。
敷地内にある「学びの道」には吉田松陰が残した48の名言が句碑となっています。有名な語録がたくさんありますが、私が仕事をするうえで心がけている言葉が、『総じて人々得手無得手あり 英雄の上にも無得手あり 愚者の中にも得手あり 其の得手を知ること人を試むるの要なり』です。以下のような意味になります。
すべての人は、得意なことと、苦手なことを持っている。どんなに優れた英雄にもできないことはあり、愚かだと思われる人にも必ず一つは長所がある。
その人の「得意なこと」を見極めることこそが、人を登用・評価する上で最も重要な要素である。
調べたところ、松蔭が黒船への密航を企てて失敗し、長州藩によって投獄されました。その中で出会った囚人たちとのふれあいの中で完成させた獄中問答集(笑)、「福堂策」の中で述べている言葉だそうです。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」でもそのシーンがあるそうです。
リーダーは、ひとりひとりの個性、や得手不得手(好き嫌い)を把握し尊重して、その得意分野を伸ばしてあげることも大事ですが、リーダー自身の不得手な部分を任せることで、成果を上げることも必要なのだろうと思います。
